証券外務員の種類
金融機関や証券会社で勤務する際に必須とも言える証券外務員資格は、証券会社(会員資格)と、証券以外の金融機関(特別会員資格)に二分されています。その上で、会員、特別会員ともに、「一種外務員資格」、「二種外務員資格」、「内部管理責任者資格」という資格があります。
2006年9月に一般に開放され誰でも受験できることになったのが、会員資格の「二種外務員資格」です。「二種外務員資格」では、株式(現物取引)、債券、投資信託を扱うことができます。
二種外務員資格試験に加え、「一種外務員資格試験」(新一種試験)も一般に開放され2012年1月から一般の受験が可能になりました。「一種外務員資格試験」は、二種外務員で扱う商品の他、先物取引、オプション取引、信用取引などを取り扱うことができる資格です。
会員資格の「内部管理責任者資格」は証券会社に所属していることが要件となっていて、一般には開放されていません。また、特別会員資格についても、銀行や保険会社の職員だけが取ることのできる資格となっています。